メグリメグルのこと

店主の成田美輪です。

私は北海道札幌市で生まれ育ち、大人になってから東京進出。演劇界、音楽業界など色々な職にも就きました。本当に恵まれた人生で、失敗もありましたがたくさんのことを学びました。

とても忙しく働いてきて、体調不良が付きまとうようになり、30歳の頃にこのままじゃ子供を産めないからだになるのではないか…。と不安になり健康に目覚めました。

運動も大事だけどまずは食事かなぁ。と思い当時は色々な方向から調べてみてもかなりの確率で玄米に行き着き、半信半疑で玄米をとるようになりました。

でも健康的な食事など意識してこなかったし、どちらかというと苦手意識の方が強く、全く美味しいと思えなかったけどお通じだけはよくなった気がして、嫌々玄米を食べてる日々。

友人知人に玄米の美味しい食べ方知らない??と聞きまくった結果、今までの玄米の印象とは真逆なもちもち柔らなこの寝かせ玄米に出会いました。

炊き上がって冷凍になったごはんを大量に購入したのに、気が付けばすぐに食べきっていました。

そうしていくうちに、身体が軽くなって、睡眠がよくなった気がして、生理痛に悩まなくなったころには、とても美味しい!!と感じるようになり自ら上手に炊きたい!!と思うようになり、圧力鍋やら保温機も購入しどんどんはまっていきました。


玄米を食べ始めてから2年が過ぎたころ、家の事情もあり地元の札幌に戻ることになった私は、特に手に職があったわけでもなく、今から就職するのも。。。と考えた時に、この玄米を体調が思わしくない人たちにお伝えできないだろうか?と考え、2014年に実家の飲食店を拠点に移動販売車で寝かせ玄米おにぎりの販売を開始。

2016年に現在の苗穂町のお店を出店し、店舗、移動販売車、通販などで販売を続けています。

このお店をはじめるにあたり、沢山のことを考えました。
まずはこの玄米ごはんをどう知ってもらうか。それと、いい素材を使いたい!ということでした。

北海道なんだから、極力北海道産。
なるべく農薬や化学肥料の少ないもの。
調味料は本物を使用したい。
これはブレない基本項目でした。

最初はお弁当屋さんを予定していたのですが、まだまだ、北海道での玄米の認識が低かった頃の話でもあり、いくら体にいいといわれても白いごはんじゃないと嫌!となんども言われました。

私も、もともと健康志向ではなかったので気持ちわかります。(笑)

でもどうしても、玄米をあまり食べたくない人でも食べてみようかな。。と思ってもらえるものにしたかったのです。

お弁当だとどうしてもコストも上がり、敷居も高くなりがち。
まずは、手に取って食べてもらって良さを実感してもらわないといけない!ということで、おにぎり屋さんのアイデアをいただき、おにぎり屋となりました。

そして、中の具材。 
健康に気を遣う割に動物性の具材が多いのはなぜですか?と結構聞かれます。

単純に、初めてでもたべてみようかなー??と思ってもらいやすい、健康志向じゃなくても興味をもってもらえるものとしました。

なので、イベントやお祭りなどで移動販売をしているときの売れ筋は、豚みそや焼きチーズおにぎりが人気。

健康志向でわざわざお店を探してきてくれるような方はごましおや梅おかかを選ぶ方が多いような気がします。

どちらにしても、まず一個。
自分用にももちろんですが、おみやげや差し入れにも喜ばれます。

食べてみて体に変化を感じ、美味しさも感じてもらえると嬉しいく思います。